研修所日記(8)

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Jueves 15 de enero 1998

朝食;主に納豆
昼食;えび入りカレー
夕食;豚肉の甘酢煮、但しかなり厚め

 5時過ぎに目が覚める。今日もちょっと予習、そのあと
体育館で朝の集会、そして歌の練習。今日はもう一曲追加。
昨夜風呂に入り損ねたので朝シャワー。

 スペイン語、朝一番で試験。かなり出来が悪い (-_-; 。
やっぱり多少でも予習をやればよかったかなとちょっと後悔してたら、
案の定、昼に語学教室に戻った所で担当の先生に呼び止められ、
しばらく面談。もうちょっとしっかりやれって事。
他の二人に出す分以外に余分の宿題を出されてしまった (;_;) 。
が、まぁ、見捨てられたわけじゃなさそう。

 同じく昼にはツベルクリンの接種。弱陽性とか擬陽性、陰性の人は
チェックするんだとか。私は弱陽性。保健関係の担当の人が
接種の事をすっかり忘れて昼食に行っていたので、接種が遅れ、
午後の課業にまで引っ掛かってしまった。

 午後2時間の語学のあと、「任国研究」って事でニカラグアに
関しての調査。主に図書館を使ってやる事になるんだけど、
あまり特徴が無い国なので、ちょっとつかみ所が無い。
強いて言えば、近年首都で2度の大地震があってそのたびに
首都が壊滅に近い打撃を受けている事、赤道付近の熱帯に
位置するが、平野、湖、高地という自然条件に恵まれて
かなりの数の動植物種が存在するということくらいか。

 同じ国内でも太平洋側とカリブ海側では全然人工密度が違い、
太平洋側では3桁、カリブ海側では一桁。カリブ海側の街に
派遣される人はちょっと呆然としてた様子。

 夜の自習時間、先の任国研究で引っ張り出してきた資料をまとめ、
さぁこれから語学の方を、、、と思っていた矢先に、電力会社から
今回の積雪に伴う工事(おそらく、電線に付いた雪の除去作業)の
ために午後10時ごろから3時間ほど停電するとの連絡があったので、
候補生は「さっさと自室に戻るように」とのお達し (-_-; 。
それでもまぁ非常灯は点灯するからとギリギリまで「宿題」を
やってから部屋へ。

 部屋でもちょっと早目の就寝時間になんとなくもてあまして、
懸案だったAM放送を聞くためのアンテナを何とかしようと思い立ち、
持ってきてたビニール線を窓の外へ放り投げ、これをつないで……OK。
就寝までの時間、NHKの積雪情報を聞いていたんだけど、結構ひどい
状態になっているのに驚いてしまった。もう、すっかり情報が
遅れてしまってる。

    #    まぁ、任国に行ったら、こういう状態はさらにひどく
    #   なるんだろうけど。


                                           おーうち

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