研修所日記(31)

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 ネタだけは書き溜めてたんだけど、時間の使い方が悪いというか、
うまくまとめて書いてるタイミングが取れなかったもので、随分と
ご無沙汰になりました。この先、多少は時間が出来るかなと思いつつ
(ちなみにこの部分は成田からサンフランシスコへ向かう機内で書いている)、
また書き始めることにします。

miercoles 18 de febrero

 # クラス移動 第2回

 もう一回クラス移動。今日は別のクラスにいって別の先生に教えてもらいます。
別の先生に教えてもらうってのは、これが結構面白い。いつも同じ先生の
同じ発音ばかり聞いていると、ほかの先生の発音では聞き取れない自分を
発見したりします。

 やったこと、イラストを見ながら、その内容について説明すること。
そしてイラストに登場する人物の名前を特定して、相手に伝えると
いうゲーム。
 二人ずつの組になって(私らのクラスは3人だから、先生も交えて2組)、
組の二人に同じイラストが渡されます。ただし、同じとはいっても
イラストの中の人名の部分が消されているというもの。で、それぞれが
間についたてを挟んで向かいあい、お互いのイラストの内容を説明しながら
相手のイラストとの差分を見つけて、それぞれの空白の部分を埋めていくと
いうゲーム。
 語彙数が少ないので、なかなか思ったように様子が伝えられない、
自分が伝えたい内容と相手に伝わった内容が食い違っているとかの
トラブルも多少あったけど、最終的にはすべての名前が伝わりました。
日本語でならたいして難しくもないゲームも、他国語でするのは骨が
おれます。

 # WID講座

 WID(ウイドゥ、と発音してください)ってのは、
"Womens In Development" の略で、途上国の開発活動に現地の女性も
参加してもらおうって趣旨の活動全般を差す言葉です。

 通常、技術協力とか開発活動とかって言うとどうしても男性主体の
活動になりがちですが、それぞれの国の社会的背景や活動の内容に
よっては女性も共に、あるいはむしろ女性主体に開発活動を行う方が
良い場合があります。

   #   たとえば、子供の死亡率低下のための衛生教育活動とか
   #  家族計画の教育、あるいは男性は出稼ぎ、女性が家事と農業労働の
   #  担い手となっているような地域での女性に対する営農教育活動など。

 いろいろな場面が考えられますが、まずは問題となっている点を
しっかり把握し、それを誰が担当していて、どうすれば効率良く
作業が出来るようになるかという事をシミュレーションを通して
学習して行くという講座でした。

 あ、シミュレーションの前には若干のWIDに関する講座もありました。

 が、、、総じて言えば、他の講座と重複するような(随分と初歩的な)
部分の「おさらい」だったという感もあります。ちなみに講座内の
シミュレーションの冒頭で「問題点を見つけてください」ということで
ビデオを見せられたんですが、私、しっかり記憶喪失です。寝てました (^^; 。
で、その後に続くシミュレーションの部分、ほとんど何も出来ず、
周囲の人に任せっきりでした。

    #   寝不足…… (=o=) 。

 # 綱引大会の準備

 週末、市内の体育館で市内の小中学生と合同で綱引き大会があります。
で、体育委員が中心となってトーナメント表やプラカード作りで
自習時間中に盛り上がってました。が……

 確かに面白そうではあるんだけど、ちょっと「やり過ぎでないの?」
自習してる人もいるんだから、もうちょっと静かにやってほしいよな。

 なんか、自分も含めて学生のノリで生活してるような人、増えて来てます。
もうちょっと締めないと、あとで大変な事になりそう。


                                           おーうち

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