研修所日記番外編(1)
「駒ヶ根マジック」
ここ駒ヶ根青年海外協力隊研修所には、「駒ヶ根マジック」なる
言葉があります。
というのも、生活環境がかなり特殊なために、 fall in love してしまう
候補生が非常に多いらしいんです。で、
「『あばたもえくぼ』に見えてしまう目の病気、
あるいは刹那的発情症候群」(*)
の事をまとめて「駒ヶ根マジック」と言うそうで。
(*) ひどい言い方だ…… (苦笑) 。
青年海外協力隊の研修所は、他に東京の広尾と福島県の二本松に
あるんですが、これらの研修所に比べて駒ヶ根は「マジック」に
かかる人の割合が多いんだとか。
大半の関係は研修の終了と同時に自然解消するようですが、
過去には、「どうしても離れられない」ということで研修半ばで
二人して研修所を去っていた人たちや、研修と任国での仕事を終え、
帰国してから結婚したという幸せな(立派な?)カップルもあるとか。
すでに今の段階でも魔法にかかってしまったアツアツのカップルが数組、
ほかに予備軍がちらほら…… 彼(彼女)らの全てに余裕があるとも
思えないのですが、こればかりは横槍を入れたら「馬に蹴られて
死んで」しまいますからねぇ。。。
もちろん、スペイン語の勉強と「研修所日記」に追われる(笑)私には
縁の無い話しなんですけどね。とにかく、私は傍観者 (^^; 。
おーうち
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