FromNicaragua / 雑感(26)

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Date: Mon, 13 Jul 1998 22:58:00 +0900

 さて、しばらく休んだのでネタが結構貯まってしまいましたので、
2つに分けてお届け。

 === 輝く靴 === ===

   #   Managuaに上がって来た直後くらいのネタなんですが、
   #   書き忘れてたので、ここで紹介。

 長い事履いて来た合成皮革の黒靴、ついに底のゴムの部分が剥がれて
履くに耐えなくなって来たので、お役御免となりました。

 ふと見回してみると、それなりの格好をしている男性は子供から大人まで
黒の革靴、しかも「これでもかっ!」というくらいにぴかぴかに磨かれた
靴を多く見掛けるし、街角の靴磨きも結構良い商売になっているようです。

 この国では黒の皮靴がフォーマル・カジュアルを問わず当たり前のようで、
また、靴が光ってる事がステータスのような所があります。

 てなわけで、わたしも黒靴がダメになったからといってジョギングシューズで
職場にいくわけにも行かないような雰囲気なので(郷に入っては……)、
靴を買いに行きました。

 Managuaに上がって来た週の週末に別項でも出て来た「Centro Comercial」に
他の隊員と一緒に行く機会があったので、そこでお買い物。ひとしきりあちこち
あるいてやっと気に入ったのを見つけたので購入、税込みC$274(\3,000ちょっと)。
 日本じゃ革靴を履こうなんて気が起こらないくらい高価だったような
気がするんですが、こちらでは多くの人が革靴を履いているだけあって、
安いなぁという印象です。

 買った当初は甲のあたりがちょっときつかったんですが、それも履き慣れる
うちに気にならなくなりました。2年間で履き潰すつもりだけど、それでも時々
磨いたりしながら、毎日履いてます。

   #   休日はジョギングシューズですけどね (笑) 。

 === 噛まれた === ===

 これもちょっと古いネタ。

 Managuaに上がって来て、翌週の月曜日にはそれぞれ任地に別れていった
わけなんですが、翌週の週末に郵便物を取りにいってみるとSanMarcosで
見慣れた顔がいる。「どうした?」と聞くと「犬に噛まれて、狂犬病の
予防注射のためにここに戻って来た」とのこと。
 幸い、噛まれた傷の方はたいした事無くて、2日おきに病院へいって
注射をしてもらう以外はひたすら日々ヒマだったようですが、それにしても、
配属されて任地に1週間いないで戻って来るというのもなかなか珍しい
事かな、と。

 === 食事代 === ===

 別項で書いたかもしれませんが、それぞれの下宿の宿泊費用は配属先機関の
負担、食事や洗濯代などについては本人負担という事になってます。

 私の場合は、最初の交渉の時点でよく聞取れなかったのを幸いに、
1ヶ月US$50で食事と洗濯という事で押し切っているのですが、同期の隊員の
中には慣れないスペイン語での交渉がうまくゆかず、結局US$150も
ふっかけられてる人もいるようです。まぁ、日本人を下宿させるのは
初めてという家庭も多いようだし、そういう所は様子がわからないので
多めにするんでしょうけど、それにしてもこの額は。。。

 JICAから支給される月々の生活費がUS$400なので、かなり苦しい生活に
なってるだろうなぁと思われます。

 === ぎっくり腰 === ===

 2週間ほど前の事です。

 某体育教師(女性)が、油断しててやらかしたようです (苦笑) 。

 パソコンのソフトの取り扱いに関して質問の電話がかかって来たんですが、
その時に「誕生日をベッドの上で寝て過すんですよ。たまりませんよ〜」と
ボヤいていました。が、本人いわく、自分の体力を過信して、つい体を
動かし過ぎてしまったとのことなので自業自得かも。

    #    このメールを読んでる、主に机に向かっての仕事が多い人、
    #   プリンタやディスプレイを持ち上げるときは要注意ですぜ。

 その後数日寝て過し、鍼治療に通ったとのこと。先日、帰国隊員の送別会で
会ったときにはすでに元の通りでした。


 そうそう、ニカラグアにはなぜか鍼治療とか按摩の看板を掲げた個人治療院が
結構あります。インターネットで「ニカラグア」で検索をかけると、そういう
類のページが多少引っ掛かるようなので、興味のある方は調べてみて下さい。


                                          おーうち ; 1998/07/01

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