ホテルがそれなりのところだったので、ホテルの外へ
電話をかけるには全然苦労はありませんでした。が、困ったのは
ネットワークプロバイダ等が全然無いって事。まぁ、いま立上り
時期の中国のネットワーク、おまけに日本とは主義の異なる国ですから、
たとえプロバイダがあったとしても私達が出張で行ってる間に
利用できたかどうか、はなはだ疑問ですが。
ともあれ、日本への国際電話かけまくり(苦笑) の通信でした。
かかった電話代が、総額2万円程。全部経費ってことで会社に出して
もらいましたけどね。
さて、実際に通信をするにあたって困ったことがもう一つ。
電話線は普通の物だし、交換機もそれなりに賢くて、自動ダイヤルも
簡単につながるんですが、、、
電話機と電話回線との接続がモジュラージャックじゃないんですねー。
仕方が無いのでこのように
ローゼットをバラして、
こういう事もあろうかと持参していた
ミノムシクリップ付の自作の電話線を使用して、上手く通信できました。
ここだけの話、ローゼットが家具の裏側だったり、壁に埋め込んで
あったりしてお手上げに近い状態も(中国以外で)何度かあったんですが、
その場合は電話機をバラして、同じようにクリップ付のコードで
接続してました (苦笑) 。それから、電話機が4線のデジタル式で
困った事もあったんですが、ふと思い付いて浴室の電話機をチェックしたら
どうやら2線式の普通の電話回線らしい。それじゃあという事で
壁面に取り付けてあった電話機を引きはがして
そこにケーブルをつないだ事もあります。
日本でも古いホテルなどではこのケーブルと 電話機やローゼットをバラすためのドライバーが 役に立つことがあります。困ったもんです。