電子機器は、構造上内部にいろいろと発熱部を持っています。で、熱に長時間さらされているとグリス(油)は溶けて流れて蒸発するし、プラスチックは変形したりひび割れたりして、あちこちが機能不全に陥ります。また、振動が長時間にわたって加わるような場所だと、半田割れとかも起きます。
今回はレーザープリンタ。壊れたのは、熱によってトナーを紙に溶着する部分の、ローラーを回すためのギア。以前、Canonのプリンタを修理したときには、交換部品としてギアだけを取ることが出来たのですが、今回修理したNECのプリンタでは残念ながらユニット交換となってしまいました。まぁ、忙しい時期だったので、これはこれで(修理の手間がかからなくて)ありがたかったのですが、廃棄物が多く出てしまったのがちょっと残念といえば残念です。
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