携帯電話の分解(2)


 N504isです。私のものではないのですが、 水没させたということで、「ひょっとすれば直るかもしれない、 そうすれば儲けものだし、そうでなくてもどっちみちDoCoMoに持って行って買い換えだね」 ということでとりあえず預ってきて解体しました。

 結局、コネクタのところに入っていた水に不純物(でん粉;なぜにでん粉かは 想像にお任せいたします)が大量に入っていたこともあり、修復不可能では あったのですが、とりあえず、記録ということで。

(2003.10 追記) この壊れた携帯電話、時々、「部品取りに使いたいので譲ってください」なんてメールが来るのですが、本体は知人のものでありまして、すでにDoCoMoの店頭経由で廃棄された模様です。あしからず。



問題のコネクタあたり

問題部分の拡大;白いものはでん粉質の塊

上の基盤裏側、左側がRF部回路。
右側には上の写真の問題のコネクタが、
左側下のほうに小さな同軸コネクタが見える。
左端は外部接続用のコネクタ

キーボード側

キーボードの下側はこんな感じ

液晶ディスプレイ(小)側。
コネクタ部は接着剤のような
もので接続してあり、外せない

液晶ディスプレイ(大)側
ディスプレイの取り付けは両面テープで、
このユニットはこれ以上解体が難しい

本体ケース

液晶ディスプレイ側の裏蓋
カメラのレンズ穴(右上黒丸部)、
スピーカー(左側)、
伸縮アンテナ(下 黄色い棒状の部分)が見える

キーボード側裏蓋
左側の白い部分は平面アンテナ、
真ん中銀色の部分は電磁はシールドか、
その下の黒い部分はバイブレータ用のモータ

水没すると赤くなる部分
ここに水を含んでいたため、かえって回路に
ダメージを与えてしまった模様。

左と同じ水没センサー(、と、呼ぶのか?)
ただしこちらは水没していないのできれいなまま。
本体内でどこまで水が入ったかが一目瞭然。

全部の部品を並べてみました。

同左、ただし、ケースに基盤を
セットしてあります。
(C) 2003 by おーうち