研修所日記(29)

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jueves 12 de febrero

 午前中、簡単な手品の講習会。数年前、芸能人隠し芸大会用に
堺正章にカード投げを教えたという「スピリッツ桃瀬」なる
手品師がやって来て講義。突然の雪と寒波で駒ヶ根市内の
道路が凍ったりしたらしく講師の到着が1時間ほど遅れるという
トラブルはあったけど、くだんのカード投げの実演やロープ・輪ゴム
あるいは割り箸を使った簡単なトリックなどを種明かしを交えて
紹介してもらった。結構面白いけど、、、これもやっぱり
日頃の手先の修練が必要なようで、一朝一夕にその場で出来るような
ものではなかったです。

 その後、昼食。1時頃に研修所を貸切バスで出発、岐阜県土岐市の
青少年センターへ移動。この日は調理実習場所に荷物置場とする
テントを設営して、それからニワトリの屠殺・解体と調理の実習。
 夕食はチキンカレーとサラダ。手順が悪かった所もあったけど、
まぁそれなりの物が完成。

 夕食後、所内の工房でマグカップの絵付け。既にきれいに焼き上げられた
カップに焼物用の染料で画を描いていくんだけど、、、こういうのは
苦手じゃ (^^; 。絵心が無いので、画を描いては消し、仕方がないので
文字を書いては消し……。
 中には、その絵心と遊び心にちょっと唸ってしまうような面白い物も
ありました。特に気に入ったのは、ゴキブリが3匹ほどカップの周囲に
へばり付いてたカップかなぁ。 時節柄、スノーレッツを描いていた
カップも幾つかありましたね。

 風呂は……とっても狭い。これからの研修で、風呂は楽しみじゃなくて
忍耐の時間になりそうな予感。もっとも、研修所の広い風呂に
慣れてしまったからそう感じるのかもしれませんが。

 そして消灯、やっぱり11時です。

martes 13 de febrero

 野外訓練二日目、5時起きで朝ご飯と昼の弁当の準備、8時過ぎに
ウォークラリーに出発。帰ってきてから夕食、キャンドルファイアー。

 ウォークラリーは迷う組続出。某職員が引っ張って行った組は
最初のチェックポイントまでの1時間ほどで行けるコースを
3時間くらいかけて山の中をぐるぐる回っていたそうな (-_-; 。

 ちなみに、私が居たグループでは地図は私が見てたんだけど、
最初ちょっと迷ったのと、多少運動苦手系の人もいたのでちょっと
ゆっくり歩いて、同じコースを回る組の中で2位でした。

 出発が午前8時すぎ、途中で「昼飯は帰ってからにしよう」という
話になり、結局歩き通しで帰ってきたのが午前2時ちょっと前
だったかな? 既に別の一組が同じように早く帰ってきてて、
弁当を広げてました。


 食後、ザッと風呂に入ってから食事の準備。魚のさばき方、
簡単な漬け物の漬け方などの講義を受けた後、実習。
魚は、わたしのグループではホイル焼きと刺し身になりました。
(研修所の食堂勤務の)調理師の方が刃渡りの長い包丁を持って
きていたのでそれを借りて、私がチョイチョイ、と。。。
結構好評でした。これで現地にいっても魚をおろすのには
苦労しないな。


sabado 14 de febrero

 野外訓練三日目、今日の食事は準備しなくて良いのでちょっと楽。
午前中は自主企画、青色に染めたボロのシーツに、屋外で拾ってきた
枯れ葉や松ぼっくり、コケなどを貼りつけて地図作り。他の班も
それぞれに面白い企画。「人文字を作る」グループなんかは副所長も
一緒になって踊ってんだから…… いいノリだよなぁ (笑) 。

 昼食、清掃、そしてまたバスに乗って1時間半のお休みタイム。
午後4時前に研修所着、荷物を片付け、駒ヶ岳SAまで来てた知人に
明日のスキーのための荷物を渡し、洗濯をして、泥だらけの靴を
洗ったりしてたら、あっという間に消灯時間。溜まってたメール、70通あまり。

 バレンタインデーってことで、チョコレートが少々。今年は
義理チョコもないだろうなぁと思っていただけに、ちょっと嬉しい誤算。


                                           おーうち
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