FromNicaragua / 通信事情
Date: Wed, 06 May 1998 11:36:00 +0900
途上国の例に洩れずニカラグアも貧富の差があちこちで目につきます。
月に7000米ドル(コルドバと聞き間違えたわけじゃないよ)稼ぐ人もあれば、
その日暮らしの日銭稼ぎの人もいますから。。。
そんなわけで、電話は裕福な家庭か商店にしかついてないような
状態です。が、持っている人は携帯電話も持っている、と。
さらに、その裕福な家庭でも結構通話料金は負担になるようで、
下宿人が自由に電話を利用出来るわけではありません。国際電話なんて
もってのほか。
ンじゃ、私が電話をかける時にはどうするか? いくつか方法があります。
国内の電話の場合は、
1. ホストファミリーの電話を借りる
- この料金はJICAオフィスが支払っている家賃の中に
包含されているそうで、急ぎの場合は利用出来ます
2. 街中にある公衆電話にPre-paid cardを突っ込んで利用
- カードはC$30のものが近隣の店で販売されてます。
国内1通話 C$1.75, 遠距離 C$2.5、だったかな?
3. 郵便局や Enitel という電話局のような所でかける
このくらいですかね。ちなみに、郵便局では有料で国内向けFaxの
発信サービスもやってくれます。
国際電話は、上記 Enitel の窓口で申し込んでかける、あるいは適当な家庭の
電話で時間を限定して(あるいは時間を計りながら)かけさせてもらうと
いう方法があります。公衆電話では、カードの度数があまりにも少なすぎて
国際通話は無理。
Enitel は高い手数料を取られるので不評 (-_-; 。3割り増しくらになりますね。
しかも通話中にオペレーターが時々割り込んでくるようで、パソコンを繋ぐのは
ちょっと不可能に近い状況。郵便局に関しては(国内通話しか出来ないとの
ことなので)詳細は未調査です。
ところで、私がどうやってメールを送っているかというと、公衆電話の
プリペイドカードを買おうとして入った薬局で「公衆電話で国際通話をするのは
カードの度数が少なすぎて無理。。うちの電話を使え」と言われたのが縁で
店の人とお知り合いになり、次の訪問の際に図々しくもパソコンを
持って行って交渉し、接続させてもらった、というわけです (^^; 。
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『求めよ、さらば繋がれん。』 おーうち (笑)
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でも、、、次回行く時には、電話料金とインターネットの利用料金に関して
(もちろんスペイン語で)説明せにゃなりません。前回、店の人にうまく
説明出来なくて、「んじゃ、宿題、ね (^_^)」とにこやかに言われて
しまったので (苦笑) 。
おーうち
(c)1998 おーうち